| 2003年7月1日、「東北大学東軟情報技術学院2003年度第一回卒業式」が大連東軟情報技術学院国際フォーラム場で行われた。会場では東軟グループ副総裁、東軟情報技術学院温涛院長自らにより卒業生に対し卒業証書が授与された。今回卒業する学生たちは、東軟情報技術学院が“教育が学生の価値を創り出す”という新しい教育理念のもと育成した、“国際的、実用的、個性的”複合型IT人材である。
温涛院長は挨拶の中で以下のように語った。「第一期卒業生の努力は社会に対する自己の証明でもあり、また学院の証明でもある。学生たちはGEキャピタルのような国際的にも知名度の高いIT企業、また東軟、華信などの国内大手企業に入り、またある学生は起業にも成功し、院長として誇らしく思っている。今後も卒業生が自信、創業、確実に歩んでいくという精神を忘れずに、社会人として頑張っていって欲しい。将来は現在より更に「生涯教育」が重視されていくはずであり、IT産業だけでなくその他伝統的な産業においても自らの知識をより良い物としていき、新しい知識を学んでいってこそ更なる発展を続けられるものである。
この2年間の発展を経て、学院はIT人材の育成に関して素晴らしい結果を残した。第1期卒業生は187名が社会に出、仕事についている。卒業生の内訳としては2年制編入課程174名、第二学位課程13名、情報科学科80名、ITビジネスマネジメント科107名である。この内一部の学生は既に仕事の経験が有り、2年間のIT専門学院での訓練と合わせ、知識上、理論上の勉強だけでなく、IT知識の実際の運用力、商務管理及び日本語英語などのコミュニケーションの面でも専門的な訓練を行ってきた。
2003年は大学の定員拡大後、大卒生が最も増加した一年であった。遼寧省全体で一般大学卒業生は10万人と予想されており、2002年より2.8万人増加している。世界のIT業が大幅に後退し、IT企業の新規雇用も縮小している中で学院の卒業生は多くのIT企業に歓迎されており。例えば米国ゼネラル(GE)会社、TCL、東軟士通、英極ソフト、中軟、川崎重工、日本電産(大連)有限公司、上海アルプス物流有限公司などへ就職者を出している。。
ITビジネスマネジメント科2年制編入課程0101クラスの学生談茜さんを例にとって見ると、彼女は学校生徒会学習部長、コンピュータ技術協会秘書長を経験したことがあり、また2002年6月には全国大学生英語コンテストの一位をを獲得、2001−2002年度の学院の「三好学生」、「十佳大学生」、「特殊貢献賞」を獲得し、この経歴が米国ゼネラル(GE)に認められ現在財務分析職として採用されている。
また、今回4名のコンピューター科の学生が重点大学の大学院に合格している。それぞれ北京大学1名、東北大学1名、大連海事大学2名である。
採用企業はどこも学院卒業生の能力の高さ、特に日本語能力の高さに満足している。大連地区の企業、特にIT関連の企業では、日本語人材に対する需要が非常に高く、学院の日本語特化した教務方針は将にこの需要に答えたものといえるだろう。天津泰達倉儲有限公司の面接の際には学院の卒業生が日本側の総経理と日本語でコミュニケーションを取り、高い評価を受けている。
また英語での面接の面でも学院の英語レベルの高さが認められており、これも学院の外国語教育成功の一面と言えるだろう。
学院では理論、基礎などの教育を確かな物にしていくと同時に、実務技能、コミュニケーション、就業経験、科学技術への広い視野など多方面で学生の価値を高め、国際的競争力をつけさせていっている。
「1321教育管理」は将に学院の教育モデルの幹をなすものであり、1年間を3学期に分け、そのうち2学期を基本的な理論教育に充て、残り1学期を実践的な教育に充てるというものである。「1321教育管理」の実施によりカリキュラムの消化速度が増し、学生が「学生創業センター」で合作企業が参加する最新技術を使ったプロジェクトの開発と実践を行うことが可能になった。これら新教育管理モデルの成功が学院の卒業生の理論と実践の向上を可能にしたのである。
「SOVO」(Student Office & Venture Office)--「学生創業中センター」は東軟情報技術学院が始めた新しい教育モデルの重要な一部である。「SOVO」では学生中心に参加している学生たちに「バーチャルカンパニー」(Virtual Company)を作らせ、会社の中に「理事会」、「V−CEO」を作りバーチャルカンパニーの管理、運営を行わせ、その他の学生にも会社の中での色々な役割を任せる。学院の第一回卒業生のうち160余名がこの学生総創業センターにて専門技術教師の指導のもと開発研究を行った。学生創業センターは学生の創業精神を養い、学生の実践能力を向上させ、早いうちから企業文化というものに慣れさせ、IT人材を必要とする企業と密接につながり、学生の就職競争率を向上させ、学生に初歩的な起業の経験をつけさせるものである。講師の2年間に渡る指導と訓練のもと、現在卒業生の中から実際の「CEO」が誕生しており、学生創業センターから2つの会社が生まれている。学生創業(SOVO)内につくられた盛世信聯公司V-CEO?磊さん、V-PM劉偉豊さん、思諾公司のV−CTO戴悦さんは学生創業センターの「バーチャルカンパニー」の管理とプロジェクト開発の実践を積み重ねて?同じ起業の夢を持つ同級生12人と共に起業家の道を歩み出したのである。
東軟情報技術学院の第一回IT卒業生は、学院の「1321」教育モデルの育成下、2年間の教育理念の薫陶を受けて、企業からの高い評価を受け、学院の実践能力の高さ、IT業務への順応性の高さを証明している。これは学院の学校運営指導思想が市場の厳格な検査をパスしたことを意味する物であり、学院の人材が完全にIT業界が必要な人材特徴に符合し、実用化、国際化、個性化の人材育成モデルの未来性と正確性を十分に体現している。
既に187名の卒業生は次々と退校手続きを終え、各自の職場へと向かっているということである。2003年卒業生の前途に幸多からぬことを祈ります。
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