成都東軟情報技術学院が都江堰にて落成
                                        ―――東北大学と東軟が教育と産業を合体
 
 
 

     2002年8月12日、“成都東軟情報技術学院”定礎式が四川省都江堰市青城山麓にて行われた。これは東軟グループと東北大学が大連、南海に続いて、全国に設立した三番目の東軟情報技術学院である。“成都東軟情報技術学院”の定礎と建設開始により、中国“西部大開発”計画において、優秀なIT人材を送り込むことができるであろう。定礎式には四川省、成都市、また現地関係政府幹部が出席した。

     “成都東軟情報技術学院”は敷地面積100u、総投資額5億元、三期にわたって建設を開始し、中国西部地区では投資規模最大のIT専門学校である。学院は2003年から四川省及び全国のITが盛んな地域において学生募集を開始、第一期の学生は約1500名を予定、2006年までには12000人に達する見込みである。

    “成都東軟情報技術学院”は、美しい風景に囲まれ歴史文化の面影が色濃く残る中国初の優秀観光都市、都江堰市青城山麓に位置し、さらに都江堰と青城山はどちらも世界文化遺産としても指定されている。都江堰の水利施設は人と自然の調和モデルともなっており、また青城山は道教の発祥地でもある。

    東北大学党委員会書記、校長である赫翼成教授はニュース公表会で以下のように述べている。「東北大学の教育真開拓の実現は“東軟情報技術学院”という形になって表れている。東北大学は国家教育部直属の大学院併設の33全国重点大学の一つである。ここ10年の間、東北大学は“産・学・研”が一体となった発展モデルを探求し続けて来た。そして中国の優秀ソフトウェア及びソリューション企業――東軟グループを作り上げたのである。今日東北大学から生まれた東軟グループは、その豊富なIT産業のリソースにおいて十分に力を発揮し、また教育事業に投資したり、東北大学が行っている新経済時代の教育改革や新開拓を支持している。このような東北大学と東軟グループによる“教育”−“産業”−“教育”の相互発展モデルは、将来中国の大学教育開拓び新開拓に新たな道を生み出すであろう。」

    東軟グループ代表取締役社長、総裁である劉積任博士はこのように述べている。「“成都東軟情報技術学院”の定礎は、“東軟西南地区総括部”が成都で成立後、東軟が西部発展戦略の中で重要な位置を占めていることを表している。今後東軟は西部に根を下ろし、西部の各業界が情報化建設を行う手助けをしながら、中国“西部大開発”戦略の実施及び西部地区の情報化建設において一流のソフトウェアソリューションと優秀なIT人材を提供することができるだろう。」

    劉積任博士は、教育は東軟ソリューションの中でも必要不可欠な重要部分であり、また国家経済を安定しつつも速いスピードで発展させるその基礎ともなると考えている。東軟は大学から出発し、民間の上場企業となった。この世界経済化、情報化時代に、企業が最も必要としているのはどのような人材なのか、また国家が最も必要としているのはどのような人材なのか、我々は熟知しているつもりである。現在、東北大学はネットワーク教育とIT教育から着手し、東軟とともに市場経済下の教育モデルと運営構造を探求している。これは非常に価値あるものであり、このような斬新な運営構造により、中国高等教育モデル改革が行われ、国家の教育事業が飛躍的に利益を生み出せることが期待される。

    東軟グループ副総裁、東軟情報技術学院(大連)院長温涛博士は次のように語った。「“成都東軟情報技術学院”は、東北大学、東軟情報技術学院の“教育が学生の価値を創り出す”という斬新な教育理念と宗旨を引継ぎ、“国際的、実用的、個性的”なIT人材の養成を目標としている。また東北大学と東軟グループが国内外に有する、教育及びIT業界のリソースとブランドの影響力を十分に活かしている。更に、四川省都江堰市の基礎施設、環境資源、及び地域の歴史文化的特色を活かし、教育、IT、環境と文化資源の有意義な整合を実現、四川省及び中国西部地区の情報技術、経済発展のために大量のIT人材を提供することができるだろう。」

    学院院長張応輝博士の説明によると、“成都東軟情報技術学院”はFace to Face教育とe-Learningを結合させた現代教育モデルによって、コンピュータの分野に大きく二つの専門を設け(コンピュータサイエンス&テクノロジー科、情報テクノロジー&ビジネス管理科)、本科(学部課程)、大学院(修士、博士)の学歴教育を展開、更にはポストドクター・ワークステーションも設置している。また、社会団体、個人の生涯教育に対しても展開、企業及び政府の“バーチャル大学”となることに力を注いでいる。教育機関及び社会団体にはデジタル教育リソースを提供し、今後学院が中国西部における学歴教育、生涯教育サービス、教育リソース研究開発を一体化した教育サービスプロバイダー(Education Service Provider)となることが期待されている。

    張寧生四川省都江堰市委員会書記は以下のように語った。「東北大学は国内でも知名度が高く、またそこから出発した東軟グループはすでに中国ソフトウェア業の一つのモデルとなっている。今回東北大学と東軟グループはその最先端の教育運営理念及びIT産業発展理念を四川省都江堰地区に持ち込み、都江堰地区の環境、文化資源と融合した。それにより情報テクノロジー人材を大量に養成し、四川省及び中国西部地区に大きく貢献できると我々は信じている。一地域の政府として、学院の建設及び発展に対して、特恵政策や好条件の施設サービスなどを提供するつもりである。」